私は、よく自責の念に駆られます。
気分変調症という病気になってしまった影響か、自分の悪いところばかりを見てしまう癖がついてしまったのです。
そんな私が、どうすればそれを改善できるか、考えてみました。
私は最近、こんな情報を目にしました。
「ポジティブな思考とネガティブな思考は3対1が望ましい。」
これは、バーバラ・フレドリクソン博士の研究によってわかったものです。
この研究結果から私が感じたこと。
それは、自分の嫌なところや悪いところに気が付いたら、その3倍、自分の良いところや好きなところを数えるべきでは?ということです。
単純ですが、そういうことですよね(笑)
私たちは、自分の悪いところばかり目についてしまい、それによって自責の念に駆られてしまいます。
でもそれって、よく考えたら私たち自身にとってとても不公平なことだと思うのです。
自分のダメなところばかり見て、自分の良い面を見てあげないって、自分に対しての正当な評価とはいえないですよね。
私の大好きな作家である喜多川泰さんの著書・「ライフトラベラー 人生の旅人」にこんなセリフがありました。
「どこへ行っても自分と一緒だ。(中略)ぼくたちは自分と会話しながら生きているだろ。誰かと会話していないときは常に自分と話してる。どこへ行こうとも、いちばんの話し相手である自分はいつも一緒にいる。」
そう。自分と一番一緒にいてあげられるのは、ほかでもない自分自身なんです。
そんなにも常に一緒にいる人から、ダメなところや悪いところばかり指摘され責められたりしたら、つらいに決まってますよね。自分の悪いところしか見てくれない人が自分の上司や先生だったら、誰だって嫌ですよね。
そう考えると、自分の悪いところばかりを見るのは自分にとって正当な評価とはいえないということがよくわかると思うのです。
だからこそ、1つ自分の嫌なところやダメなところ、悪いところに気が付いてしまったら、3つ自分のいいところや好きなところを見つけ、挙げてみる。そういう癖を身につけることが大事だと思うのです。
先ほど紹介したように、「ポジティブな思考とネガティブな思考は3対1が望ましい」というのであれば、ネガティブに偏りすぎている思考をまずはそのポジティブとネガティブの黄金比に近づけてみることから始めるのがいいんじゃないかな?と思いました。
幸せなことを数えるのもいいかもしれませんね。今、どんなにつらく苦しい状況にある人でも、幸せなこと「も」あるはずです。そういった良い側面を見て感謝することは、人生において大事なスキルになると思います。
私自身も、まだまだネガティブ思考です。ちょっとずつ自分の良いところや幸せなところにも気が付いてあげられるように、頑張りたいと思います。
あなたも、もし今回紹介したことが参考になったらぜひ試してみてくださいね(^^)