私はメンタルが弱いです。
嫌なことがあるとすぐ希死念慮が芽生えてしまい、たちまちネガティブ思考に陥ってしまうのです…。
では嫌なことへの耐性をつけるにはどうしたらいいのか…。私なりに考えてみました。
やっぱり、嫌なことは自分を成長させてくれる種だと思うしかないのではないかと思うのです。精神論になってしまいますが…。
もちろん、嫌すぎて頭の中に死がよぎるようでしたら逃げたり休んだりすることが先決ですよ。
でもやっぱり、嫌だったことなんかは自分を成長させてくれるものだと思うしかないのではないかと思うのです。
秋田巌先生という方が書かれた、「うつの人の風呂の入り方」という本で、こんな言葉が紹介されていました。
2016年4月から6月にかけて放映されていたTBSのテレビドラマ『私結婚できないんじゃなくて、しないんです』(脚本:金子ありさ、主演:中谷美紀)の中に、「逆に楽しめ!」というセリフが出てきたのだといいます。
もちろん、大地震等大きな災害に見舞われている方々や、事件・事故に巻き込まれ生死にかかわる難儀な目に遭っておられる方々には、「逆に楽しめ!」などとは、とても申し上げられません…とも付け加えてあったのですが、(私も全くもってそのとおりだと思いますが…。)
神は乗り越えられる試練しか与えない、とよく言います。
であれば、先述したような特別な大惨事を除いて、嫌なことや一見マイナスに思えることは「逆に楽しむ」こともできる、つまり捉え方を変えられるのではないかと思うのです。
私の好きな作家である喜多川泰さんの書かれた、「手紙屋」~僕の就職活動を変えた十通の手紙~という本にこんな言葉がありました。
「成功の人生を送る人にとっては、起こる出来事にラッキーとアンラッキーの区別はありません。どんな出来事も自らを成長させる糧に変えて、たとえどれほど不運に見舞われたとしても、その経験がなければ手に入れることができないような成功を実現しようとします。そして普通の人が、ついてない出来事や失敗として片づけてしまうことを、自らの成功のために必要不可欠な”材料”にまで昇華してしまうのです。」
また、こんな言葉もありました。
「今のあなたは、成功の人生を送る上でどうしても必要な経験を集めているだけなんです。
人間は乗り越えた逆境の数だけ強くなれます。その数が多ければ多いほど、どんな状況にも負けない強い人になれるんです。だから人生の成功者になるというのは逆境をたくさん乗り越えるということと同義でもあります。」
…嫌な出来事も、自分の成長に必要不可欠な経験のひとつになるんだ、と思えるとちょっとは楽になりませんか?少なくとも、嫌な出来事も無駄ではなかったんだ…と思えるはずです。
もう一度言います。あなたの経験した嫌な出来事は、決して無駄な出来事ではないんです。
「こんな嫌なことを乗り越えられた自分、なんてえらいんだ…」と思うようにするだけでも効果はあると思います。
今回は精神論に近い文章になってしまって恐縮ですが…、これらは私自身大事にしたいと思っている考え方のひとつです。自分に言い聞かせるつもりで、今回ブログに書かせていただきました。
精神論も、人生においてときには必要なのだと思います。「気の持ちよう」って、思った以上に大きな影響をもたらすと思うのです。
あなたのつらかった出来事も、あなたにとっての成長に不可欠な経験になることを願って…。