メンタルにとって良いことを、私なりに考えてみた

どうしてもできない苦手なことって意外と見極めるのが難しい

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あなたには、苦手なことはありますか?

人には、多かれ少なかれ苦手なことがあると思います。

私にも、苦手なことやできないことがたくさんあります。

でも、苦手だと思っていたことの中にも種類があって、「最初はできなかったけど時が経つにつれてできるようになったもの」もあれば、「ずっとできないままで、やっていると苦しささえ覚えるようなもの」もあることに気付いたのです。

その2つの違いは何なのでしょうか。

今回はそれらについて一緒に考えてみましょう。

私自身の例を挙げて考えてみたいと思います。

私にとっての「最初はできなかったけど時が経つにつれてできるようになったもの」について例を挙げるとすれば、「電話対応」が挙げられるでしょうか。

私は、短大卒の現在23歳。

今はとある会社に所属し事務職をしているのですが、その前は新卒で入った会社で営業職をしていました。

その会社では仕事内容が合わずメンタルの調子を崩し、早期退職してしまいましたが…。

そんな営業職のとき、私は電話対応がとても苦手でした。

電話に出るのが怖かったのでなかなか電話を取れずにいたら、ある日上司から「新卒で入ったばかりの新人なんだから電話をもっと取れ!」と怒られてしまったのです…。

でもそれから電話を取るのがさらに億劫になり、電話が鳴るとひどく憂うつになるようになってしまいました。

そんな私ですが、その営業職をやめ別の会社の事務職に転職したときのことです。

そこでも先輩に教えてもらい、電話対応を試しにやってみたのです。

電話が鳴ったので、勇気を出して電話を取ってみました。

すると、思ったよりうまく電話対応できたのです。

自分でもびっくり。

それからは、特に憂うつな気分になることなく電話に出ることができるようになっています。

今では、「悠さんは電話に出るのが早いし、対応も丁寧だね」「悠さんの電話対応はみんなの見本だね」と言われるくらいになりました。

電話対応が憂うつで仕方なかったのが、今では周りから褒められるほどになったのです。

一方で、「ずっとできないままで、やっていると苦しささえ覚えるようなもの」についての例を挙げるとすれば、やはり「営業」が挙げられると思います。

先ほど、今の会社で事務職をする前は新卒で入った会社で営業職をしていたとお話しました。

でも私は、営業が壊滅的に苦手だったのです。

お客様先に1件訪問しただけでメンタルがへとへとになるくらい営業が苦手でした。

営業職で内定をもらっていたにもかかわらず…。

営業の仕事内容が合わなかったことでミスを連発し、怒られることも増え、メンタルの調子を崩していき、最終的には休職しその後早期退職しました。

私はこの経験から、「営業職は私には向いてないんだ」「もう営業職はできないな」と思ってしまいました。

営業職を続けていても私には成果は出せないし、精神を病むだけだと思ったのです。

そのため、今の会社では上司に「私は事務職でキャリアアップしていきたい」「前の営業職での経験から、人と直接的かつ深く関わる仕事はできない」と伝えました。

なので今は、より自分の長所が活かせる事務職で仕事を続けることができています。

詳しくは以下の記事で綴っています。

今後のキャリアプランと、自分のトラウマを上司に打ち明けた話|悠のメンタル日記 (yu-kibun.com)

また、苦手なことより得意なことを活かしたほうが良い、ということについては以下の記事でお話しています。

得意なことを活かしたほうが、生きやすい|悠のメンタル日記 (yu-kibun.com)

こんな感じで、私にとっての「最初はできなかったけど時が経つにつれてできるようになったもの」と「ずっとできないままで、やっていると苦しささえ覚えるようなもの」をそれぞれ挙げてみました。

この2つの違いについて私なりに考えてみたのですが…、意外とこの見極めが難しいと感じました。

例えば、前の営業職での電話対応がうまくいかなかったのに対し、今の会社での電話対応がうまくいったのは、いろんな要因があったんだと思います。

今の会社では、前の会社よりも丁寧にわかりやすく電話対応のやり方を教えてもらえたのもありますし、今の会社での初めての電話対応が偶然うまくいったため成功体験を得られたというのもあると思います。

また、反対に前の会社ではよく怒られていたので、そういった環境で萎縮してしまいそれが当時の電話対応にも表れていたのだと思います。

なので、自分の苦手なことが、「最初はできなかったけど時が経つにつれてできるようになったもの」になるか、「ずっとできないままで、やっていると苦しささえ覚えるようなもの」になるかは、そのときの環境の影響も多少はあるのかなと思いますし、どちらになるかは最初の段階では見極めが難しいと思うのです…。

私も、実際に営業職に就くまではこんなにも営業が苦手だとは気付くことができませんでした。

短大時代は他の学生よりプレゼンテーションなどが得意だったので、それを活かして自分にも営業職ができるのではないかと思っていたのです。

でも、実際に営業職として働いてみた結果、営業は私には合いませんでした。

営業をするのが毎日憂うつで仕方なかったし、ミスばっかりで休職してしまうくらいメンタルの調子を崩してしまった。

だからこそ、自分の苦手なことが「最初はできなかったけど時が経つにつれてできるようになったもの」になるか、「ずっとできないままで、やっていると苦しささえ覚えるようなもの」になるかの見極めって本当に難しい。

つくづくそう思います。

でも、「ずっとできないままで、やっていると苦しささえ覚えるようなもの」ばかりをやっていると、苦しくて体調を崩すことにも繋がりかねません。

なので、苦手だと思うことは、一度やってみるしかない側面もあるのかな…と思います。

私も、営業職が自分に合わないということは、やってみるまで気付かなかった。

営業職をやったことでつらい思いもたくさんしました。

でもだからこそ、今は「営業職は自分には合わない」とハッキリ気付くことができたし、だからこそ営業職よりも自分に合う事務職に就く決断をすることができました。

営業職をする中で、休職するほどメンタルを病んでしまったので、営業職に戻りたいとはとても思えないけれど、そういう気付きを得られたという点では、当時の経験は無駄ではなかったんだと思っています。

なので極論、苦手なことが「最初はできなかったけど時が経つにつれてできるようになったもの」になるか「ずっとできないままで、やっていると苦しささえ覚えるようなもの」になるかは、一度やってみないと正確にはわからないんだとは思います。

でも、苦手なことをするって、つらいですよね。

メンタルにもネガティブな影響を及ぼすことも多い。憂うつな気分になることも多いでしょう。

これは、苦手な営業職に就いたことでメンタルの調子を崩してしまった私の意見ですが、苦手なことをするときは、メンタルの調子を崩していないか注意することが大事だと思います。

「最初はできなかったけど時が経つにつれてできるようになったもの」と「ずっとできないままで、やっていると苦しささえ覚えるようなもの」の違いについては、今後もいろいろ私なりに考えてみたいと思います。