この記事を読んでいる方の中には、気分変調症やうつ病といった精神疾患を持っていたり、メンタル不調を抱えていたりする方もいらっしゃるでしょう。
そういった方ならわかっていただけるかと思いますが、不安が強いときってありますよね。
不安が強いときは、何にも手がつかなかったりすることも多いものです。
私もつい昨日、夜にちょっと不安な出来事があって気持ちが落ちこみ、不安が強くなってしまいました。
私自身、気分変調症という精神疾患を持っており、今は23歳ですが、中学生のころから気分変調症と付き合ってきているので、気分変調症歴はもう10年近くになります。
それだけ気分変調症と付き合ってきてもなお、強い不安が襲ってきたときのしんどさには慣れませんが、不安なときの対処は少しずつ板についてきたかなと感じています。
なので今回は、そんな不安が強いときの過ごし方について、私の経験も交えながらお話していきたいと思います。
不安が強いときの対処法で最も有効なのは、運動したりし気を紛らわせることなのだそうです。
精神科医でYouTuberとしても活躍されている樺沢紫苑先生が、YouTubeでこんなことを話していました。
「何もしていないと不安っていうのは確実に強くなってまいります。
なので、一番よくないのはソファで寝っ転がってるときです。
でもソファで寝っ転がってるときに不安って一番出てくると思うんですよ。
スポーツジムで、ランニングマシンで時速8kmとか10kmで走ってる人は不安を考えることはできないんですね。
なぜかというと運動することでノルアドレナリンっていうのは正常化していくので。
なので、運動するっていうのが一番の不安の対処法です。」
ランニングマシンに限らず、体を動かすことが不安を和らげるために大切なようです。
でも、不安に押しつぶされそうになってるときって、「とても運動なんてできそうにない、ソファで寝っ転がったり布団の中に籠ることしかできない」、なんてこともあるでしょう。私もその気持ちが痛いほどわかります…。
できるだけ運動したりして気を紛らわせるのが一番有効ですが、それができないときは、私はソファや布団の中で寝っ転がっていてもいいので、好きなYouTubeを見るようにしています。とにかく、自分の好きなことをして自分を喜ばせるのです。
以前、こんな記事を投稿しました。
YouTubeで勉強するのがおすすめ|悠のメンタル日記 (yu-kibun.com)
メンタル不調なときこそYouTubeを活用したほうがいいのでは?ということについて書いた記事ですが、私自身、気分変調症によるうつ状態で何もできなくても、YouTubeなら見れる、なんて経験がありました。
なので、好きなチャンネルの動画を見て気持ちを紛らわせるようにするのが手っ取り早いかと思います。
精神科や心療内科にかかっている方で、頓服薬を処方されている方は、頓服薬を飲むのも良いでしょう。
今回紹介したことも参考に、自分なりの不安解消法を見つけてみてください。
不安なときは、落ち着かなくて何にも手につかないことも多いです。そんな状況でも、できることをちょっとずつ積み重ねていくだけでいいと思うのです。
一緒に、不安を乗り切っていきましょうね。