メンタルにとって良いことを、私なりに考えてみた

心の中で「良い言葉」を使うということ

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あなたの心の中では、普段どんな言葉が飛び交っているでしょうか。

もしかしたら、他人には言わないようなひどい言葉や否定的な言葉を、自分にかけている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

例えば、「私はデブだから」「私はブスだから」「私はバカだから」とかね。

私自身もそうでした。

以前、私はこんな記事を投稿しました。

私が気分変調症になった原因|悠のメンタル日記 (yu-kibun.com)

この記事にも書いてありますが、私は中学生のころから自分を心の中で貶したり、自分にひどい言葉をかけ続けたりしてしまい、それがきっかけで気分変調症という精神疾患にまでなってしまったのです。

私の好きな作家である喜多川泰さんの書かれた、「賢者の書」にはこんな言葉が登場します。

「言葉には二種類あるわ。

ひとつは音として口から発せられたり、耳から聞いたりすることができる言葉。

もうひとつは外には出てこない、自分の心の中だけで発せられる言葉。もちろんそれは思考とも呼ばれるけれども、頭の中であっても、言葉を使って発せられる以上、言葉であることには変わりがないのよ。

ということは、あなたが人生を通して、圧倒的に一番多く、そして強く影響を受けるのは誰の言葉かわかるでしょ。

そう、あなた自身よ。

あなたの言葉を一番聞いているのはあなた自身なの。そしてあなたは誰の言葉よりも自分自身の言葉に強い影響を受けて人生をつくっているの。

あなたは、実際にあなたが口にすることも、心の中で考えることもすべて聞いているわ。そしてそのすべてから影響を受けて自分の心というものはつくられているの。あなたの周囲を満たす言葉の大部分はあなた自身の言葉なのよ。」

この文章からもわかるように、自分の心の中で発している言葉というのは自分に大きな影響を与えるのです。その影響が悪いものであれば、私のように精神疾患を引き起こしてしまうまでになってしまう。

以前、こんな記事も投稿しました。

自分の悪いところばかり見てしまう…そんなときの対処法|悠のメンタル日記 (yu-kibun.com)

この記事の中でも、自分と一番一緒にいてあげられるのは、ほかでもない自分自身なんだという話をしました。

「自分自身」という常に一緒にいる人から、ダメなところや悪いところばかり指摘され責められたりしたら、つらいに決まっています。

例えば自分の悪いところしか見てくれない人が自分の上司や先生だったら、誰だって嫌ですよね。

そう考えると、自分の悪い部分ばかりを見て貶したりするというのは、自分にとって正当な評価とはいえないということがよくわかると思うのです。

まずは心の中で「自分に良い影響を与える言葉」を意識すること。

それこそが、自分を大切にするための第一歩なのではないでしょうか。