自分の無力さを感じ、落ち込んでしまうことがあります。
この記事を読んでいる方の中には、気分変調症やうつ病などの精神疾患を持っている方もいらっしゃるでしょうし、そうでなくても何かしらのメンタル不調を抱えている方もいらっしゃるでしょう。
そういった方々や責任感が強い方などは、共感していただけるのではないでしょうか。
精神疾患になったりすると、できなくなることが増えたりもします。
とはいえあなたが精神疾患だったとしても、それはあなたがダメだから引き起こされたものなのではなく、あくまで病気の症状なので、あなたは何も悪くないです。
でも、そういった症状があるだけで自分は無力だという気持ちが芽生えやすいのは確かでしょう。
私自身も気分変調症という精神疾患を持っていますが、実際にできなくなったことがいろいろ増えましたし、何もできない自分に無力感を感じることが多く、焦りや自責の念をよく感じていました。
でも、最近は無力感は少し減ったように思います。無力感を感じたとしても、立ち直るスピードが速くなったようにも感じるのです。
なので今回は、何もできない自分に落ち込んでしまったときの対処法について、一緒に考えていきましょう。
無力感に対抗するには、ある意味「諦める」というのが有効だと思っています。
ハ・ワンさんの書かれた「あやうく一生懸命生きるところだった」という本には、こんなことが書いてあります。
「リスは、ほかのリスより美醜に劣るとか、ドングリを集められなかったからといって自殺したりはしない。動物たちには幻想がなく、ありのままの自分で生きている。現在の自分の姿に悲観して自殺を選ぶのは人間だけなのです。
ゆえに、幻想の自分を合わせようと抗うことは好ましくない。幻想を捨て、ありのままの自分を愛しなさい。自分はまあこのくらいの人間なのだ、それでも悪くないね、と」
現状に100%満足したわけじゃないし、落ち込んだりすることもある。でも、そんな自分でもいいじゃん。そんなふうに思えると良いと思うのです。
100%理想じゃないとダメなんだ、と思うのではなく、その理想をある意味手放す、つまり半ば「諦める」と、ちょっと楽になれるんです。
私自身、以前こんな記事を投稿しました。
今の私の目的と目標を語らせてください。|悠のメンタル日記 (yu-kibun.com)
これは私の目的と目標について書いたものですが、私はこの記事の中で、今の目的は「死なないこと」であると定めています。
ある人からすれば、ハードルの低い目的だなあ…と思うかもしれません。
でも、私にとっては大事な目的なのです。
以前、こんな記事も投稿しました。
死にたい気持ちとの向き合い方|悠のメンタル日記 (yu-kibun.com)
詳しくはこの記事を読んでいただきたいのですが、私にも希死念慮を感じることがあります。実際に、自殺を実行に移そうとしたこともあります。
だからこそ、今の私には「死なないこと」を目的にすることが大事だと思ったのです。
人によって、そしてそのときそのときの状況に応じて、必要な目的や目標は違うのです。
そして、そこに良い悪いはないし、人によって目指すところは違うのですから人と比べる必要もありません。
あなたは、あなたにできることを自分のペースでやればいい。何もできないなんて、そんなことないんです。
どんなにハードルが低くてもいい。
私は私なりの目的や目標の達成を目指してちょっとずつマイペースにやっていきたいと思います。
そんな私の考えも、このブログにこれからも書き綴っていきたいと思います。
そういった中で、何もできない自分に落ち込んでしまう…というあなたが、少しでもあなたらしくいられるように、ブログを更新していきます。