メンタルにとって良いことを、私なりに考えてみた

メンタルのケアは自分のメンタルの状態に合わせて

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今は、XなどのSNSやYouTubeで様々な情報を得ることができる便利な時代です。

でも、情報に溢れている時代だからこそ、メンタルの調子に合わせて取り入れる情報を取捨選択することも大事だと思うんです。

今回はそのことについて、一緒に考えていきましょう。

まず、メンタルの調子が悪いときは、良い情報なら”小手先のテクニック”と思えるような情報でも、取り入れたほうが良いと思います。

もちろん、信頼できる情報であるのが前提なので、情報元には充分注意してくださいね。

例えば、うつ状態の改善には体を温めることが効果的だといいます。

中には、厚着をしただけで不登校が治った、という事例もあるそうです。

秋田巌先生の書かれた、「うつの人の風呂の入り方」という本にこんなことが書いてあります。

「ある時、不登校の男子高校生が受診されました。話を聴いてうちに、とても低体温であることがわかりました。そこで、ヒートテックを勧めたところ、何とそれだけで即座に不登校が治ってしまいました。不登校の裏にうつ状態が潜んでいたのでしょう。体温を上げることによって抵抗力が高まり、うつ気分が消え、結果として登校できるようになっていったのだと考えられます。

その患者さんには、投薬はもちろんのこと特別な心理療法など一切行いませんでした。体温を上げるための厚着をすすめただけです。適度な体温を保つことは、それほど重要なのです。

もちろんのこと、運動などして基礎代謝をよくし、筋肉をつけて厚着などせずとも体温が保てるようになるのが一番理想ですが、順序を間違えてはいけません。姑息な手段と思えても手っ取り早い方法をまず取り、体調を良くし、それから運動などして、本格的な体質改善に臨む方がよいでしょう。」

この場合、姑息な手段、小手先のテクニックと思えるようなことが功を奏したわけです。

小手先のテクニックだと思えるようなことでも、馬鹿にできないんです。

他にも例を挙げます。私は以前こんな記事を投稿しました。

ちょっとした楽しみを作るとイイ|悠のメンタル日記 (yu-kibun.com)

これは、「ちょっとした楽しみ」を持つことは大事、ということについて話した記事です。

詳しくはこの記事を読んでいただきたいのですが、例えば、仕事が憂うつなときはちょっとでも仕事が楽しみになるように、仕事で使うアイテムをお気に入りのものにしたりとか、そういう小手先のテクニックを使うのも有効だと思うのです。

塵も積もれば山となる。

小手先のテクニックだと思えるようなことでも、積み重なれば大きな効果になります。

メンタルの調子が悪いときは特に、小手先のテクニックも使っていくのが良いでしょう。

また、自己啓発や勉強も、うつ状態が強いときは無理しない方が良いと思います。

例えば、自己啓発。

うつ状態が強いときは無理しないほうがいいと思う理由は、八木仁平さんの「世界一やさしいやりたいことの見つけ方」という本にわかりやすく書かれてありました。

「「どうすれば成功できるのか?」と考えて、自己啓発本を読み漁る人がいますが、それは逆効果です。

むしろ自己啓発本を読むほど自信を失ってしまいます。

自己啓発本を読むほど自信を失ってしまうのは「著者の長所の使い方」を学んでしまっているからです。自己啓発本には「俺はこうやったら上手くいったぜ!」という成功例が、それが唯一の正解のように書かれています。

けれど、それはその著者にとっての長所の使い方であって、あなたに当てはまるとは限りません。アドバイスを真に受けて、行動してもそれがあなたの適正に合っていなければ意味がありません。

やればやるほど「著者が言っていたことを実践しても結果が出ないなんて、僕はどうしようもなくダメなんだ……」とどんどん自信を失ってしまうだけです。

(中略)

大事なのは、誰かの長所の使い方を真似ることではなく、自分だけが使える勝ちパターンを手に入れることです。」

それに、この記事を読んでいる方の中には、気分変調症やうつ病といった精神疾患を持っている方もいらっしゃるでしょう。そのような方は、気分の波があることが多いです。気分の波があると、自己啓発本に書かれているような努力をしたくてもできないときだってあります。そうなると自信をなくすことだって出てくるでしょう。

とはいえ、私は自己啓発がわりと好きなので、調子が良いときは自己啓発本を読んだりもしています。ですが、調子が悪いときに無理やり読んだりするようなことはしません。そこはメンタルの調子に合わせます。

また、勉強も要注意。以前、私はこんなことがありました。

調子がいいときこそ注意すべき?|悠のメンタル日記 (yu-kibun.com)

↑の記事にも書いたことがありましたが、

先日調子がいいときがあって、それまでほとんど出なかったやる気がちょっと出たことがありました。

そこで、それまでの調子が悪くて何もできなかったときの自分を挽回しようと、資格の勉強をすることに決めたんです。

それで資格の勉強を始めたのですが、結果を言うとうまくいきませんでした。

無理に資格の勉強を始めたことで調子が悪化し、勉強もどんどんできなくなっていき、そんな自分を責めるようになり、希死念慮(=死にたいと思う気持ちのこと)も強くなり、会社も休みがちになり…といったように、負のループに突入してしまったのです。

その資格試験には申し込みしていたものの、結局調子が悪すぎて受験に行くことすらできませんでした。結局受験は諦めました。

私の場合、気分変調症という精神疾患を持っておりうつ状態で調子が悪くて、何もできない期間がずっと続いてたな…と思ってたのもあって、それを挽回しようと焦る気持ちがあったんだと思います。

それで焦った結果、資格試験に挑戦しようとしてさらに調子を崩してしまったわけです…。

そんなことがあったので、それからはガッツリ資格の勉強をしたりするのではなく、YouTubeを活用するなど手軽な方法で勉強できる手段に切り替えています。

例えば、お金に関する勉強なら、「両学長 リベラルアーツ大学」、「Kebtaro.【一人暮らしと貯金】」、「倹者の流儀」などのYouTubeチャンネルを見て勉強することが多いです。

ガッツリ資格の勉強をしたりするのは、もっとメンタルが回復してからにします。

YouTubeの活用方法については、以下の記事でも紹介していますので良ければ読んでみてくださいね。

YouTubeで勉強するのがおすすめ|悠のメンタル日記 (yu-kibun.com)

…とまあ、こんな感じで、うつ状態が強いときには注意したほうがいい情報も多いと思うのです。

以下の記事も参考にしてみてください。

好きなものを見てテンションを上げよう|悠のメンタル日記 (yu-kibun.com)

詳しくは読んでいただきたいのですが、この記事では自分のメンタルに悪影響を与えるような情報はブロックなりミュートなりしたほうがいい、ということについても話しています。

自分に合った情報を取捨選択し、メンタルをより良い状態にできるよう、お互い頑張っていきましょうね。