私は、飽き性です。
気分変調症という精神疾患になってからは特にそう。
決めたはずの目標に対し、「こんなことやって、意味ある?」なんて思ってしまい、掲げた目標を取り下げたりしてしまうんです…。
以前、私はこんな記事を投稿しました。
今の私の目的と目標を語らせてください。|悠のメンタル日記 (yu-kibun.com)
詳しくはこの記事を読んでいただきたいのですが、私はこの記事の中で、自分の目的と目標を定めました。
目的は、「死なないこと。」
目標は、「毎日、15~20分ほどの室内散歩の運動をまず3か月継続すること。」
今のところ、目標どおり、毎日運動することができています。
でも、精神的な調子が悪いとき、こう思ってしまうんです。「こんなことやってて、意味あるのかなあ…大丈夫かなあ…」って。
もちろん、調子が悪いときでもできるような目標にしたつもりですし、本調子じゃないときとか何か特別なことがあったときなどは、無理にやらないことも大切だと思うので、そんなふうに柔軟に取り組もうとしてはいますが、それでもこんなふうにネガティブになってしまうことはあるんです…。
最近、そんな自分の状況を解決するのに役立ちそうなとある言葉を見つけました。
私の大好きな作家である喜多川泰さんの著書・「手紙屋 蛍雪篇」~私の受験勉強を変えた十通の手紙~に出てくる言葉です。
「自分の存在理由は、いくらでもつくることができるのです。
大切なのは、どんなに小さな役割でもいいから、磨きはじめたらちゃんとそれを完成させること。何でもいいから一つ、
「自分は○○の役に立っている」
と心から思えるものをつくることなんです。
そうやって一つ完成したら、また別のものをつくる気持ちがわいてきます。そうしてどんどん自分の人生に意味を与えていくのです。
ただ、自分がこの世にいる意味をつくろうとしているときには、途中で必ず迷いが生じてしまうものです。
「そんなものをつくって、意味があるのかなあ」
という迷いです。
迷ってはいけません。一度つくると決めたら、それでよかったかどうかは問題ではありません。まずは完成させてしまうことが大切なのです。そして、一つの意味を手に入れたあとで、また別の何かを手に入れていけばいいのです。」
なるほど…と思いました。
このように、まずは一つの目標をやり遂げる。そうして一つの意味を手に入れることで、自信にも繋がるのではないでしょうか。
まずはどんなに小さなことでもいいので、有限である自分のエネルギーを一点集中で注ぎこむ。そして、まずは物事をひとつ完成させてしまう、ということの重要性を、以下の記事でも話していますのでぜひ読んでみてください。
あれもこれも手を出さないほうがいい?|悠のメンタル日記 (yu-kibun.com)
もちろん、目標を決める段階で、無理のない目標を立てるようにしておくことは大事ですよ。以下の2つの記事も参考にしてみてください。
メンタルを整えるための運動との向き合い方|悠のメンタル日記 (yu-kibun.com)
立てた目標がプレッシャーにならないようにするには|悠のメンタル日記 (yu-kibun.com)
これらの記事の中にも、とにかくハードルを下げること、無理のない目標にすることの重要性が書かれています。何よりも継続することが大事ですからね。無理は禁物。本当にしんどいときは休んだりすることも大切です。このように、柔軟性が必要です。
以前こんな記事も投稿しました。メンタルの調子がいいときこそ目標を立てるのは注意すべき、という話もしていますので良ければ読んでみてください。
調子がいいときこそ注意すべき?|悠のメンタル日記 (yu-kibun.com)
今回の記事が、決めた目標をやめたくなってしまったときの対処法を見いだすのにお役に立てれば幸いです。