ミスをすると、つい落ち込んでしまいますよね。
私自身も、つい最近ミスをしてしまったことがあって、大いに落ち込んでしまいました…。
今回は、そんなときの対処法を一緒に考えていきましょう。
私自身は、落ち込むときと前向きでいるとき、その2つのバランスをとることが大事だと思っています。
気持ちが落ち込んでいるときに無理やり前向きな気持ちになろうと頑張ってしまうと、それはそれでつらいですし、でもずっと落ち込み続けるのも精神的に苦しいです。
大事なのはバランスです。
無理やりにでも前向きな気持ちになったほうが心地良いという人もいれば、落ち込む気持ちに浸っていたほうが心地良いという人もいるでしょう。
ちなみに私の場合は、落ち込む気持ちにある程度浸りつつ、落ち込みすぎて自分を責めるような思考が出てきた場合はちょっとずつ前向きな気持ちにシフトする、というのが合っているようです。
このように、自分に合うバランスを見つけてみてください。
そして落ち込むときは、落ち込んでいる自分の気持ちを否定せず、受け入れてあげてください。
ネガティブになっている自分の気持ちを否定して、無理やり前向きになるほうがつらいです。
「もっとポジティブにならなきゃ!」と焦る必要はないんです。
落ち込んでいる気持ちに浸るのも、ときには必要なプロセスだと私は考えています。
「一通りどん底まで落ち込んだな…」「そろそろ立ち直りたいな…」と思ったら、物事を前向きに捉えることができるよう工夫してみましょう。
私がやってみて効果があったと思うのは、「ミスをした出来事のプラスの面を書き出してみる」という方法です。
ミスをしたことにプラスの面なんてあるの?と思うかもしれませんが、物事には常にマイナスの面とプラスの面があるものです。プラスの面にも目を向けていきましょう。
例を挙げてみましょう。例えば、私の場合だとこんな感じ。
・もっと大きなミスに至らなくて、この程度のミスで済んでよかった
・今回ミスしたからといって、会社がクビになるわけじゃないし、ましてや死ぬわけじゃないし~
・今回のミスがあったおかげで、これからより慎重になれる。ミスは成長の証だ。
・私のミスをカバーしてくれる人がいる。ありがたいことだ。
・ミスをした私を慰めてくれる人もいる。ありがたい…
・ミスを認めて謝ることができた私はえらい!
・ミスしたからといって私の価値は変わらない。私には他にも良いところがあるんだ…
・今回のミスも、ブログやX(旧Twitter)のネタになるな
こんな感じで、無理やりにでも良かった部分や良い側面に目を向けるようにしないと、自分のダメだった部分やネガティブな面ばかりにずっと注目してしまって、永遠に落ち込んでしまうんですよね。
今回の失敗には、ダメな部分だけでなく、良い側面もあったんだ!と気付けるだけでも、効果はあると思います。
以前、こんな記事を投稿しました。
失敗したとき、自分を責めてしまう人へ|悠のメンタル日記 (yu-kibun.com)
詳しくはこの記事を読んでいただきたいのですが、記事の中で、こんな言葉を紹介しました。
ジェリー・ミンチントンさんという方が書かれた、「うまくいっている人の考え方 完全版」という本の中で出てくる言葉です。
「ミスをしても自分を責めるのはやめよう。
「自分はなんてバカなんだ」とののしったり、自分を非難したりしてはいけない。そんなことをすると、自分のすることは何でもまちがっているんじゃないかという気持ちになって、さらにミスを繰り返すことになるだけだ。
その反対に、自分がミスをしても、「だいじょうぶ、たいしたことはない」と心の中で自分にやさしく声をかけよう。そうすれば、プレッシャーが軽くなってミスを繰り返しにくくなる。
自分にやさしくすると、もっといいことがある。それは、あまりよくなかった決定に悩まないことによって、自分はなぜまちがった決定をしたのかを学習する余裕ができるからである。そうすれば、今後同じようなミスを繰り返さないための対策を立てることができる。」
もちろん、ミスをしたのに能天気でいろ、ってことではないと思います。
「反省はする。だけど悩みすぎるな」ってことなのではないでしょうか。
…とまあ、こんな感じで、ミスをして落ち込んでしまったときは、落ち込むときと前向きでいるときのバランスをとることが大事、ということについてお話させていただきました。
今回の話が、あなたの生きやすさに繋がれば幸いです(^^)