メンタルにとって良いことを、私なりに考えてみた

周りの人が病んでるとき、自分も引きずられて病んでしまう

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周りの人が落ち込んでいると、こちらも引きずられて落ち込んでしまう…ということはありませんか?

私自身、そういった経験は多くあります。

一緒にいる友達が病んでいて、それに引きずられて自分も気持ちが落ち込んでしまうなんてことが多くありました。

今回は、そういった状況に陥ったときの対処法を、私自身の経験から考えていることも交えながらお話していきたいと思いますので、ぜひ一緒に考えてみましょう。

周囲の人が落ち込んでいるときに引きずられてこちらも落ち込んでしまう場合、やはりまずは「距離を置く」ということが大事になってくると思います。

現に、精神科医や作家、YouTuberとして活躍されている樺沢紫苑先生も、YouTubeでこんなことを言っています。

「うつになる人って、他の人の言葉とか行動とか感情に影響されやすい人が多いんですよね。だから、自分にとって明らかに悪影響を出している人とは距離を置くようにしないと、またネガティブなものをもらっちゃってうつになるということは往々にしてあると思いますから、病気になる前の自分の環境とか人間関係なんかも見直しとくということが必要だと思います。」

実際に私自身も、病んでいる人から距離を置いたことで、気持ちが落ち込んでいくのに歯止めをかけることができたという経験があります。

やっぱり病んでいる人からは距離を置いたほうが、自分自身も引きずられて病んでしまうのを防ぐためにも効果的なようです。

とはいえ、病んでいるのが家族や恋人などの身近な人の場合、距離を置くのが難しいケースもあるでしょう。

そのときは、好きなことを考えるようにしたり、自分のことに集中して考えたりすることが有効だと、私自身は考えています。趣味の時間を確保するのもいいですね。

とにかく、その病んでいる人から少しでも気を逸らすことが大事だと思うんです。

病んでいる人に気持ちをフォーカスさせすぎるからしんどくなるんだと思うんですよね。

病んでいる人から物理的に距離を置くことが難しい場合でも、そのように精神的に距離を置くことはできますし、それだけでも効果はあると思います。

心の中で距離を置くだなんて、その人に対して冷たいのではないか?と抵抗感を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはありません。

以前、こんな記事を投稿しました。

自分を正当化するって大事かも?|悠のメンタル日記 (yu-kibun.com)

詳しくはこの記事を読んでいただきたいのですが、私が中学生のときの理科の先生がこんなことを言ってたんです。

「心の中では、何を思ったっていい。でも、それを口に出し言葉にするときはよく考えなさい。口に出した瞬間、私たちにはその発言に対して”責任”が生まれる。」

心の中では何を考えたっていいんです。

もちろん心の中で考えていたことを実際に発言したり、行動に移したりする場合は、そこに責任が生まれるためよく考えたほうが良いですが。

でも、その病んでいる人から一時的に精神的な距離を置くくらい、どうってことないのです。心の中では何を考えたっていいんですからね。

自分のメンタルを守るためなのですから。

心の中で距離を置くことは、冷たいことではありません。そんなことよりも、あなたがその病んでいる人と一緒に共倒れしてしまうほうが大変なんです。

心の中でも常に聖人であらねば、なんて自分を追い詰める必要はありません。

この記事を読んでいる方というのは、気分変調症やうつ病といった精神疾患を抱えていたり、メンタル不調を抱えている方も多いと思うので、ただでさえ頑張り屋さんが多いんだと思います。

なので、心の中くらいせめて気楽にいきましょう。自分のメンタルを守ることをもっと大事にしてください。

このように、落ち込んでいる人と一緒にいて、自分も病んでしまいそうなときは、まずはその人と距離をとる。

物理的な距離を取ることが難しくても、精神的な距離を取るようにするだけでも効果はあると思います。

病んでしまいそうになったときは、今回の話を思い出してみてくださいね。