メンタルにとって良いことを、私なりに考えてみた

完璧主義より完了主義

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あなたは、完璧に物事をやり切ろうとしすぎてつらくなってしまった、という経験はありませんか?

この記事を読んでいるという方の中には、私と同じように気分変調症やうつ病といった精神疾患を持っていらっしゃる方や、メンタル不調に悩まされているという方もいらっしゃるかもしれませんね。

そんな方の多くは、完璧主義ゆえに何事もきちんとしないと気が済まないということもあると思いますし、それを続けているうちにメンタル不調に陥ってしまった、なんてこともあるのではないでしょうか。

しかし、実際は完璧主義より完了主義が大切なんです。

現に、こんな言葉があります。

「完璧を目指すよりまず終わらせろ」

Facebookの創業者である、マーク・ザッカーバーグの名言です。

さらに言葉を紹介すると、私が気分変調症の治療のバイブルにしている、秋田巌先生が書かれた「うつの人の風呂の入り方」という本にはこんな言葉が書かれています。(実際にはうつ病の方に向けて書かれた本ではありますが…)

「風呂/シャワーにしろ、歯磨きにしろ、爪の切り方にしろ、すべてにおいてうつ状態の期間は六十点主義で乗り切ってください。いや、感覚的には四十点くらいでもいいかもしれません。合格点に達していなくても「まっ、いっか」と思うように心がけてください。

四十点を心がけるというのも変な言い方ですが、うつの人はマジメですから自分では四十点だと思っていても、傍から見ると充分に六十点、七十点くらいに見えることも多いのです。」

四十点でもいいから完了させることのほうが大事なんです。メンタルにとってもそのほうが優しいんです。

また、あれもこれもといろいろな物事に手を出すのも、私はあまりおすすめしません。

うつ状態に陥っているような人は、仮に様々な物事に手を出したとしたら、その物事すべてを完璧にやり切ろうとしてしまうし、それでは疲れてしまうだけですからね。

詳しくは、以下の記事に書いてあります。

あれもこれも手を出さないほうがいい?|悠のメンタル日記 (yu-kibun.com)

完璧主義より完了主義、ちょっと意識してみてくださいね。

あなたの気持ちが少しでも軽くなることを願って…。