私のことについて

成長してる気がしない…。むしろ退化してる?

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最近、私はこんなことを感じて、少し落ち込んでしまうことがありました。

「私、成長できてる気がしない…。むしろ退化してる気さえする…。」

気分変調症という精神疾患になってからというもの、仕事も、趣味も、人としても、なんだか成長してないどころか退化してるように感じてしまったのです。

例えば、仕事。今の仕事に就いて1年ほど経ちますが、病気の影響かやる気が出ず、手の抜き方ばかりがうまくなってるような気がして、キャリアアップや成長を感じられなくなってしまったのです。

趣味もありましたが、スランプに陥ったきりその趣味にはまったく取り組めていません。趣味を楽しいと感じられなくなってしまって、上達も感じられなくなってしまいました。

人としても、なんだか成長していない気がして…。

気分変調症になってから、つらいことや大変なことに対する耐性も落ちてしまってすぐダウンしてしまうし、勉強とかしようと思っても、病気になる前と比べると物覚えが悪くなっていてすぐ挫折してしまうし。

すべてを病気のせいにするわけではないけれど、病気になってからできなくなってしまったことはたくさん増えてしまいました。

だからこそ、私にとって、病気と向き合うことが最大の課題なんだと思います。気分変調症になってしまった以上、気分変調症と私は切っても切れない関係になってしまった。

X(旧Twitter)で仲良くしていただいている、ある方が教えてくれました。

「主治医に言われたけど、気分変調症は治らないものらしいよ。性格みたいなもので、治すよりうまく付き合っていくものだって言われたよ。病気だから…って思うと、うまくいかないと思う」

言葉じりは違うかもしれませんが、そんなことをおっしゃってくれました。

「気分変調症は治らないのか…」と一瞬落ち込んでしまいましたが、「治すよりうまく付き合っていく」という言葉は確かに大事だと感じました。

うつ病をはじめとした精神疾患は、治そう治そうと焦ると余計に治らなくなる。治そうとするんじゃなく、治すのを半ば諦めて病気とうまく付き合っていこうとするほうが結果的に良い方向に進んでいく、って話を、私もどこかで聞いたことがある気がします。

あと、秋田巌先生の書かれた、「うつの人の風呂の入り方」という本に、こんなことが書いてありました。

「「心の持ちよう」というのは、本当に恐ろしい。すごい力があります。天国を一瞬に地獄に変えてしまうかと思えば、地獄も瞬く間に天国に変えてしまいます。

(中略)

「創造的抑うつ」という言葉があります。何か創造的活動を始める前に、うつ状態になることが多いのです。それは「ジャンプする前のしゃがみ込み」にも似ています。二十年、三十年としゃがみ込むと、筋力が衰えジャンプする力が残っていないと感じる場合もあります。ですが、それが強力なバネに変容していることもあるのです。このような心理的な感覚はごく微妙な心の振れで「弱りきったバネ」にもなるし「強力なバネ」になり得るという不思議な現実です。

もちろん、強力なバネを得たと思う事がよいでしょう。」

私は、今気分変調症の療養中だし、病気になってからというもの、仕事も趣味も人としても退化している感じがする…って思ってるくらいだけど、今は大きなバネを得るためのしゃがみ込みの時期なんだと思えれば、今の病気の大変さも少しは耐えられるような気がします。

正直言って、気分変調症になったことが今までの人生で一番大きな出来事だったと思っています。これだけ人生における考え方や生き方が大きく変わった出来事は、他になかったと思っているくらいです。

だからこそ、私の人生にとって大きな存在となった気分変調症とうまく付き合えるようになったとき、これまでの苦しみは大きく強力なバネに変容しているはず。私はそう信じたいのです。

そのために、今私は、目的と目標を立てて、毎日自分のできる範囲のことに取り組んでいる最中です。詳しくはこの記事に書いてあります。

今の私の目的と目標を語らせてください。|悠のメンタル日記 (yu-kibun.com)

病気と向き合い、うまく付き合っていきながら、今の自分にできることをちょっとずつコツコツやっていくこと。それこそが、今の私が成長するために大事なことだと考えています。

私の場合は、↑の記事に書いてあるように、室内散歩の運動を3か月続けることから始めていきたいと思います。

病気になってからのつらい経験を、強力なバネに変えられるように、ちょっとずつ頑張っていきたいと思います(^^)