頑張りたいのに頑張りがきかない、というとき。あなたにはありますか?
私はあります。気分変調症という病気を持っているせいもあってか、本当はもっと頑張らないと…と思っているにもかかわらず、頑張れないことがよくあります。
結論からいいます。
頑張りたいのに頑張れないときは、すでに頑張りすぎているときです。
最近、こんなことがありました。私は、ここ3か月はこのブログをほぼ毎日更新することをひそかに目標にしていたのですが、
ある日の夜、いつものようにブログを書こうとパソコンに向かうと…、どうしてもブログを書き出すことができなくなってしまったのです。
そのときは仕事終わりということもあってか、しんどくてとても書く気になりませんでした。パソコンに向かうのがつらくて仕方ありませんでした。1文字も書き出すことができなかったのです。
つらくて仕方なかった私は、一度パソコンから離れ、布団に潜りました。そして気づいたら眠ってしまっていました…。
ひと眠りしたあとにもう一度パソコンに向かうとあら不思議。
さっきは1文字も書けなかったはずのブログをすんなりと書き始めることができたのです。一度書き始められたらすぐに書き終えることができました。
さっきは疲れていたせいか、「毎日ブログ更新をすると決めたのだから途絶えさせてはダメだ」「完璧な文章を書かなければならない」、「書くからには長い文章を書かなければならない」と知らず知らずのうちに思いつめすぎていたようなのです。
もちろん、毎日のブログ更新を継続することや良い文章を書くこと、長い文章を書くこともときには大事ですが、それで自分を追い詰めてしまって1文字も書き出せないようでは本末転倒ですよね。
頑張りたいのに頑張れないときは、すでに心が疲れていて悲鳴をあげているときなのです。
心が疲れているときというのは、自分のことを追い詰めてしまいがちです。ブレーキを踏まなきゃいけないのに、アクセルも同時に全力で踏んでいるような状態です。それでは自分に負荷がかかって仕方ないですよね。
ちょっと自分を休ませてあげましょう。
今回の私の例だと、ちょっとひと眠りしただけでブログを書く気力を回復させることができましたが、場合によっては何日も、ときには数か月とか年単位で休むことが必要になることもあります。
頑張りたいのに頑張れないという事態を防ぐためにも、こまめに自分のことを休ませてあげることが大事です。
体は休めているけれど、心が休まらないという方もいらっしゃるかもしれませんね。
その場合は、心の中で自分のことを責めてしまったり、「もっと頑張らなきゃ」と追い詰めすぎてしまったりしているのかもしれません。自分のことを追い詰めていては、体をどんなに休めていても心が休まることはありません。
心は体と違って目には見えませんからね。体と同じくらい、ときには体以上に気を遣って労わってあげる必要があると思うのです。
先ほどの私のように、知らず知らずのうちに心に強い負荷をかけてしまってはいませんか?
自分に問いかけてみてください。心が疲れてしまって、自分のことを追い詰めすぎているのかもしれませんよ。
あなたの心がちょっとでも軽くなりますように…。